Utakata
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Satomi Tashiro
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指先からはじまる物語/follow my twitter
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青と白緑黄色のパレードで私は真夏の向日葵畑
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保健室登校したら優しい
先生
(
ハハ
)
がいた大人になって保健室どこ?
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イヤフォンを外せば蝉が鳴いており夏かと思えばもう死骸あり
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少しずつピアスが膿まなくなって夏私も意味ある傷口になる
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母おらず父の背のみを見つめてた私も大人にならねばならぬ
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恋人がリアリストなのでわたくしは薔薇の花の花言葉教える
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ドアの開くチリンチリンに振り向いて私にはいま待ち人がいる
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産まれおりしときに個性なきはずが三十年でそれぞれの道
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「ぐりこ」から「ぱいなつぷる」で並んだが「ちよこれいと」でベルギーの勝ち
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眼球を舐められしおりわたくしの眼差し思想味わった
男
(
ひと
)
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はじめての他人の唇
(
ファーストキス
)
やわらかくけして忘れぬ夕暮れと部活帰りと自転車置き場
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シャボン玉ふわふわきれいその
理由
(
わけ
)
はつくった人の
魂
(
いき
)
こもるこそ
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画面見て、文字打ち、消し、の繰り返し。映画『私の頭の中の消しゴム』
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その笑顔ほんとうなのか建前かわからずただ「また今度」が欲しいだけ
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簡単に切れてなくなる人と人の指に糸絡み神ハサミ持ち
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帰り道駅構内ホーム車内にて私はただ音楽に逃げている
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夏の陽にピンクのワンピース着てあたし溶けゆくいちごアイスクリーム
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叫び出し大泣きしたい夜脱いだ服思いきり洗濯カゴへ
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サッカーのサの字も知らずわたくしは自分の世界にいていいですか
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梅雨明けに少し淋しげ佇むはレインブーツとお気に入りの傘
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浴衣着てラムネわたがしりんご飴花火平成最後の夏だからこそ
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今年はさ平成最後の夏だから理由つくって花火誘った
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真夏日におろした真紅のワンピース空の青さと向日葵の黄と
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愛
(
アガペー
)
という名が由来アガパンサス近所の花壇愛のこぼるゝ
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シャワー浴び汗を流せば一呼吸夏の始まり浴室の湯気
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毎日にけしてゆとりはないけれど花を愛で美しくありたい
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「ありがとう」と「ごめんね」を言うばかりの人生で誰かにそう言われるよう生きたく思う
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人生でいつも他人のたすけあり恩ばかりあり身ずまい正す
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ぜんぶいやバカバカバカバカバカバーカ宛先は夜部屋の天井
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ペッパーくん私の年齢当てクイズ若く見られたコイツはモテる
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