くもみず
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短歌が好き。
2026年3月5日から短歌を詠みはじめました。
よろしくお願いします。

横になり  指先(ゆびさき)凍(い)てて  持つスマホ  時に面(おもて)を  強打(ごうだ)しにけり
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珈琲(コーヒー)と  紫煙(しえん)たゆたい  僕の城  午後より仕事  生気(せいき)削(けず)るる
9
時経ちて 陽春(ようしゅん)謳(うた)う 最中(さなか)なり 飛び立つ花粉(せい)が 黄金(こがね)に輝く
15
春浅し 日暮(ひぐ)るる時の 伸びゆけば 時計の針が 開花を進める
16
夕日背(せ)に 友と語らう 三年間 淡い花びら 色染め濃くして
13
名残香(なごりこう) 道行(ゆ)く頬(ほお)は 梅紅色(ばいこうしょく) 三月(みつき)の花嫁 夢にゆれつつ
15
羽々斬(はばきり)を 構えて大蛇(おろち) 幻影の 我のクロユリ 断ち切れぬなり
16
君去りて 落ちし蕾の 紅(あか)きこと 子の呼ぶ声に 我は老いゆく
13
プログラム バグが見つかり 呼び出され 専務の毛根 バグを見つける
10
社長室 鋭い眼(まなこ) 睨み合い 漏れた言葉は 鮎釣りの日程
14
遅刻する 急ぐ足元 風過ぎて たんぽぽの綿毛 どこにゆくかな
12
手紙読み 散りゆく花びら かき集め 懐かしの想い はめ込んでゆく
12
熱心に 神を拝める 実家かな 家族の絆は とうに枯れ果て
21
福井にて 黒き涙を 流す地よ 遺(のこ)せし子は今 四歳(よつ)になる
15
帳(とばり)降り 雲ひとつ無い 月光浴(げっこうよく) 照らす大地に 芽吹く若草
15
目を閉じて 香る梅の木 凛として 一本の木の 生命(いのち)の神秘
14
鼻かみて あぁ鼻かみて 鼻かみて 春の陽気に 舞い散る花粉
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蜘蛛の巣が 成長してゆく 春先の 牛歩のような 綱渡りかな
17
藍色の 花を見つける アスファルト 割れ目に絵の具 凛と散りばめ
9
離散する 言葉の欠片 掴み取る 手からすり抜け 白紙に戻る
12
もう二度と 会えない母を 想う日々 故郷のクロユリ 咲いているかな
21
パンくずが 一つ落ちては 一つ拾う 一年後には 一枚のパンかな
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