Utakata
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ねこ母CAT
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2ニャンの母です
猫短歌も、ふつうの短歌も詠むのが好きです
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寝ぼけ眼 夕飯ご一緒 気にしない 昔馴染みのありがたさかな
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姉様が我の晩ご飯案じられ 半日いっしょにいてくれました
7
今日からは 飛び飛びに一泊、二泊とか 検査のあとは予定がよめない>私
4
暑さピーク 涼しい病院に居るならば 熱中症にはならぬと解釈
7
入院する母を病棟で見送りて 猫
(
タヌ
)
の留守番水皿、購入
4
さみしげな わが猫
(
こ
)
の姿に手を振りて 帰ってくるよと 何度も言ひたり
7
終わらない雨はないとの歌もあり いつかは虹が架かる日が来る
8
ふと買った二千円ほどの涼しげな ブラウスを着倒し 酷暑のりきる
10
ねこたちがおなかいっぱいで傍に そんなちいさな幸せでいい
8
夜おそく 不安がどこかに居座って ねむれずに焦る 明朝5時起き
6
野球みて 母とラインす こんな日常 来月半ばには戻ってこいよ
4
お昼寝も とても大事だが それよりも ねことの時間 ねこ母重要
6
後になり「これできたはず」言いたくない できる範囲で ベストな道を
6
夏らしいきれいな切手 ハガキ貼り 暑中見舞いに友の名を書く
6
介護度の認定されたこの夏は 母も私もバタバタバタバタ
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イエスさま 我が脱水ならぬよう 日が落ちてから 守り導き
4
塩れもんパイなる菓子を朝食に 疲れた身体に そこそこ沁みる
5
ねこ、ゴキゲン しっぽもぴーんと立っている 元気そうだね 母は安堵す
6
ねこ抱いて フミフミもされ 夢見良く 一晩眠ってすこし癒えた朝
6
汗だくにならずに帰れた 事実だが よかった探しができぬ夜もあり
6
トゲトゲのこころをくるむ綿菓子は ちま猫ちゃんの猫毛なるかな
4
スポドリで頓服ひとつ流し込む 早く効いてくれ まだ帰れない
5
今日帰る いったん帰るよ わが猫
(
こ
)
たち 今夜と明日は一緒にいよう
6
母恋しきタヌ猫 一年分くらい ニャオニャオいってる 夕方戻るよ
6
ベランダで撮りし花火の写真きて ねこは今年もビビってたろう
6
気忙しくロマンチストになれなくて ただ浮世にぞ翻弄さるる
8
乾燥もあるかもしれぬ 熱帯夜 エアコンはやむなし せいぜいうがい
4
いつのまにか はな・のど違和感 風邪気味か 終電移動のダメージ抜けない
4
擦り切れた バスタオルでさえ 猫柄の品物
(
もの
)
はいとしく捨てられなくて
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うっすらと 明けゆく窓辺眺むると まだ人通りもなく まちは静寂
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