窓花
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327

まどか と申します。
仲良くしていただけると嬉しいです。
活動場所まとめ→ https://window87.jimdofree.com/

大皿に豚しゃぶサラダ僕たちの最初のごはん創世の夜
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氷水飲んで火照りを落ち着けて君への残暑見舞いの続き
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タオルならふわふわよりもガーゼ生地汗かきさんのこだわり 残暑
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じいちゃんの電波時計が壊れてるせっかくだからいいの買おうか
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終戦に何か詠もうとするけれどどうか一生足りないままで
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気圧には逆らわないでごろごろと 怠けて見える?生きてるんだよ
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台風はぐんと曲がって立ち寄って精霊馬は定時運行
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輝きは過ぎたことだと諦めてそれでも夏はどこか煌めく
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山盛りのかっぱえびせん延々とかじる真夏は軽い歯ごたえ
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新聞が長年の謎解き明かす今日は世界が明るいようだ
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梅雨明けて君の巣立った八月の色は深まるいつか逢おうね
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ビギナーズラックが終わるこの辺で氷マシマシアイスコーヒー
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ほわほわのあなたのつむじを見るために介護ベッドの隣に座る
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蚊の羽音聞き流す夜 左手がすべてを負って腫れている朝
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雨雲の消えない訳を「梅雨でしょ」と乙女心を知らない君が
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信号がずっと青でさ五年前別れた君を思い出したよ
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ヒトに換算しなきゃ敬えないの?十三歳の馬の嘶き
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そよ風がごろ寝の身体撫でていくこのまま明日へ行けたら至福
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マッチングアプリを勧められているマッチの後を描けないまま
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雨のあと冷えた空気の降りる町どこかの子らのひそひそ話
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容赦ない眼精疲労 悔しくてブルーベリーのアイスをかじる
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どんな言葉も君を救えなかったことは免罪符にはならない
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倫理の教科書でソクラテスが死んだ コーヒーの氷の溶ける音
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治らない病を連れてゆく旅の終わりは緩やかな坂の果て
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雨音のひとつを拾うやわらかな母の耳朶やわらかな嘘
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魚にも鳥にもなれず仕方なくなったヒトでも楽しくいたい
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弟妹が三十路四十路になるなんて自分の齢より驚くね
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還暦のミニスカートの輝きは未来が楽しみになる魔法
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雨に立つポプラになった日に僕の病室はまた静かになった
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夏至の夜の大きな月の通り道君は辿っていったんだねぇ
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