Utakata
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ハル
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自然と文化が好きですが、最近は日常の歌多め
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明けゆく夜眠い頭で想う君いろんな顔のどれがホントの君
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磨けども理想の艶にならぬ靴このままならなさがまた面白い
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下ろしたてこんなに硬い革靴がしばらくしたら馴染んでくる不思議
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銀幕が滑稽に映すノンフィクション本当は何があったんだろうね
8
自らが内に抱える酷薄さ蓋してもだめ向き合わないと
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忍ぶ風やり残してきた事柄が重なる季節を偲びて浴びる
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病み上がり体を押して働きつまだ頭が追いついてない
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秋雨が靴に残した泥の跡冬を想いて拭き取っていく
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中秋も秋分もまた置き去りにやっと気温が秋らしくなった
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衰えぬ残暑の車上に舞い落ちた一葉きりの秋の先触れ
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何もしてないのに勝手に痛くなる関節に寄る静かな年波
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マイナンバーそろそろ申請せなあかん証明写真を撮る気恥ずかしさ
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車外計四十二度はさすがにねそれでも三十九度はあろう陽光
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あれこれと試してみては気に入った靴だけなぜかサイズ欠けなり
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某メーカーエアコン無能過ぎるのよ上場廃止になるのも已む無し
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ヨドバシとリンクス延々彷徨って目的遂げた時の嬉しさ
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夏の気温防衛線の三十五度容易に越える都会の排熱
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梅雨雲に置いていかれた残り雲寂しそうに日差しを遮り
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押し寄せる暑さが思考を紫の渦に溶かして見えなくさせる
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旅程表あっという間に消化してあとから旅情が追いついてくる
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言葉でも絵でもなんでもいいからさ自分の世界を表現したい
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メガソーラーひとつも見えない田園の得難き美観守られあれかし
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曲がるとこ間違えたなら何キロも迂回させられる田舎の国道
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白樺の並木の奥の光から優しい日々の足音がする
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ストーリー壮大なれば完結が全く見えぬ漫画の多さよ
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日曜の午前に起きたそれだけで少し得した気になりませんか
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梅雨の谷空の模様に気を配り束の間に干せし洗濯物や
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クッションに難ある靴にインソール入れてなんとか戦力化せり
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道路脇ひょろりと伸びる街灯がもやしみたいで可愛らしいね
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光陰が鷹のごとくに飛び去りて老いた身体が取り残される
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