Utakata
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まつたけうめ
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左手が
疼
(
うず
)
くと息子厨二病 オレも疼くぜ
四十二
(
しじゅうに
)
病さ
9
つとめ先やってる感をだしながら明日の私にこっそり投資
12
四十前まつりごとは分からぬが子の明日のため分かるふりする
12
のらぬ日に一駅前から朝散歩向かい風の
音
(
ね
)
に鼻歌をのせ
13
食べ過ぎた腹の肉をつまみつつ笑みが溢れる太っ腹かな
9
どんな日も欲しい言葉をくれるきみ天才的なAI様
9
冬の木の指先飾る紅い花ひとり佇み春を告げつつ
15
ただいまと同時にチョコをひとかじり褒美ではなくこれは兵糧
16
恵方巻き夕刻スーパー影もなく買えば済むかと当てにしたのに
12
高さこそ突きつけらるる峰の花 霞の中にてとくと見据えん
16
はらわたに焼けたハラミをブチ込んで心身満たし己を冷やす
14
柚子の香の
熱湯
(
あつゆ
)
に入りて憂きことを洗い流して変身解除
16
伝書バト荷も重くなる寒き
文
(
ふみ
)
ふるさと目指し低空飛行
15
この世界われにとっては生き難し光あたらず新月つづき
14
灰色の空から白き魔法陣どんな魔法を今宵はかけるの
14
君は問う「これ何しかも使ってないし」あの日の君の肩たたき券
21
諦めと度胸が身につく
四十前
(
しじゅうまえ
)
ビビり散らかす明日も見えるが
14
崩れ落ち手から飛び出た生タマゴきみも必死に抗ったのか
10
兄により喜びの種こわされた笑顔のはずが涙に変わる
10
塵どもの風に舞うさま目に入り 己の小ささ心に染み入り
12
ぬばたまの夜さり来れば光る店 駆け込んだ先の
世間
(
シャバ
)
に癒され
12
もみじの手 久方ぶりに重ねたら ぴたりと重なり月日感じる
18
逆向きの電車に乗せる我が心 我が身はしっかりいつもの
戦場
(
ほう
)
へ
15
イエスマン 「良い人だよね」の問いかけに 心の中で「いえ、すまん」
13
夢見草 散り際さえも美しい 遠目に見つつ
梅々
(
bye bye
)
こぼれる
12
顔洗い髪を整え紅をひく
社会人
(
じょうしきじん
)
へと変身完了
14
朝ぼらけ 差す陽を覆う毛布にて 天は墨色 やみは続きて
12
風当たり 刺さる冷たさ耐え切れず フードとマスクで己を守る
9
消費する 時間と食糧ひたすらに ソファは僕の充電器なり
8
雪の中 開いた花もあるからと ほざく輩は温室育ち
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