Utakata
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ふわゃ〜
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雲ひとつない青空でも陽はなくて真っ黒の影で寒い東京
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音楽を聞きたいから聞く訳じゃなく耳を塞ぐため詰めるイヤホン
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適当に投げてかかった電線を伝った電気が夜に零れる
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犯人は逃走しており特徴は 心に傷がある との事です
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点滴を胃腸炎で打っている意外とひんやりしてて気持ちいい
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変わらない日々に一滴エッセンス垂れているんだバニラの君が
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さようなら今年最後の夜たちへ年明け最初の夜によろしく
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ふと出した「寒い」の言葉白くなり空に消えて冬に混ざった
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死ぬまでの時間を綺麗に過ごしてく朝昼晩で三回食べる
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動きやすい服でスウェットを禁じられ困る人間の怠惰さが好き
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なんとなく伸ばしてた髪結ぼうと挑戦するが身の程を知る
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行き帰り玄関の前に落ちている木の葉の差だけ冬が進んだ
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中学の頃に一度話した子高すぎるスコアLINEツムツム
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思い出をポッケにしまったそれが故忘れて洗濯散り散りの過去
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「いいね」とは良いと思って押すもので好きとか愛は関係がない
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さっきまで優しく光で包んでた俺の思い出は夜に逃げ出す
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同じ曲同じ漫画を好きになりたいちょっとずれてる苦い個性だ
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モノクロに染まる世界で僕達は白い球追い校庭走る
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満月が在る湖で錦鯉いつの間にか月に食われる
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暗い夜をふと想ってから見上げたりいずれおわってしまうんだろな
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俺だけが家にいる時できることクソデカスピーカーガビガビミュージック
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泣いている時の感情悲しくてから慰めて欲しいになる時
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真っ黒の街をスマホで照らし歩く闇を光で削っていく
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ビルが建つマンションが建つ人は夜をロマンティックに仕立て上げてく
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また一つ短歌を作ってしまったし使える言葉が削られていく
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やっと君のこと忘れてきたけれど無かったことにはしたくないよ
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君はあとどれくらいの数僕が作る短歌に出てきて悩ませるだろう
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太陽を目掛けて伸びる葉のように光この手にするため背伸び
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あの時の自分に言葉の刃向けその傷跡が未だ治らない
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すいません美味しい月が見れるって月はどこで売ってますか?
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