Utakata
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太田春雄
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買いすぎてヴェランダに干したシイタケが 小さくなって旨味を増した
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今日はまた朝からひどく鬱だから ファークル2枚目繰り返し聞く
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残暑とは言わせぬ真夏の暑さだが ビール売り場に金木犀が!
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ネットにて 不愉快な記事が目に触れて 寝付けないほど機嫌が悪い
5
酔いつぶれ どことも知れぬとこで寝て 夢の中でも乾杯続く
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二次会で つぶれて帰り夢の中 仕事机でまたも乾杯
5
二時に咲き 五時にはつぼむハゼランの 置き惑わせる桃色の花
8
野菜一 可憐な花はと聞かれたら ハゼランとしか 答えられない
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俺はいいが クーラーなくても平気だが お経をあげる 坊様に合掌
6
生きているうちにやさしくしたかった だけども俺は神様じゃない
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「いいね」をね つけあう仲を 夢見るが 好きなのだけに 「いいね」をつける
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お別れだ 記念に一枚 はいパチリ 缶捨てるたび 写真が増える
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それぞれに思いはいろいろあるだろうが 年取ってから 肌は出さない
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正直で損して何が悪いのか 結果出るのは来世さ来世
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大雪山よりも早くの紅葉は 私の好きなビールの売り場
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スーパーでカートにもたれる老人があふれるころに自分も混ざる
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暑くともズボンなしでは出られない パンツなしでも涼しくはない
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蜘蛛の糸 助けたからと降りてきた 身勝手だからと切るのは如何に?
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急がぬが 横断歩道で車止め ここぞとばかり笑顔振りまく
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男性は嵩高いからちょっといや 身長高い女性が言えり
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漢字はね あくまで表意文字なんで どう読んだって 読み手の勝手
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ひとのため 何ができるか考える 自分のためなら 死人と同じ
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夜見えぬほこりが 朝にはよく見えて 掃除機かける 三文の徳
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橘も 檸檬も茂るヴェランダで アヴォカドだけが萎れてしまう
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夜明け前目覚める 老いの楽しみは 明けの明星 蜩の声
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盆過ぎて ビールが紅葉し始める 山では鹿の鳴き声も聞く
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祝日のエレベーターが あまりにも焼肉臭く 外出やめた
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死ぬ日まで 付きまとわれるとあきらめる 自己評価から逃れられない
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吹き出して辺りを汚すといけないと 葯を切られてユリは売られる
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国民の困窮よそに大はしゃぎ 争う政治屋 覚悟しとけよ
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