Utakata
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七六五
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恋人の好きなところは好きになり嫌いなとこは愛してあげる
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蓋を開け刹那に愛を感じたら僕の心はアイスクリーム
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告白は百年後に私からあなたも私もいない世界で
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半額のシールがそっと貼られてる男がいれば買わなかったの
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夕焼け描こうと思った鉛筆で言っておきたい「愛している」と
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ワタシには言わなかったその「好き」をすぐに言うのねメロンパンには
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好きだとか言わないキミとワタクシはラムネの瓶とビー玉みたい
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キミのこと 忘れてやるさ 急行で ついでに使う最寄りの駅も
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汗をかく グラスへ注ぐオレンジと キミが主役の恋がキライだ
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日比谷線 帽子スマホに新聞紙 イヤホン カバン いつもの終わり
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わがままなキミはいつかの ハッカ味 「もういらないの」 好きじゃないから
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漱石の説明文に中三は アイラブユーを国語で学ぶ
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春を告ぐ 気持ち隠して春を告ぐ 「いける気がした」 それは悪だよ
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ありんこ を踏まないよう慎重に歩いても僕は偽善者かい
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ゼクシィのポエムで泣いた彼女みて 一人で生きる未来を捨てた
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マンホールの上でダンスするキミは それはまさしくガッバーナだよ
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色褪せたポスター話す鬼怒川へ 行ってみようか 今度二人で
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こんな人ならばやめとけ言う記事に 悪い人などいなかったのよ
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秋空に 「あれ知ってるよ」 子が言えばスカイツリーが少し微笑む
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このバスが揺られて着いたその頃に 彼女は一人 味噌チゲを食う
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今日明日は晴れるかどうか気になって 忘れたころに飲むハイボール
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「美味しい」と言わない夫の口元はセイゼリヤには毎週通う
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駅チカの居酒屋好むあなたをさ 忘れたいから シャンパン空ける
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悪役にならねばならぬときもある 恋はいつも正義を邪魔する
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男は未来が見える 本当さ だからキミを幸せにできない
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冬服をしまうか迷う春日和 ロングコートで会ってもいたい
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日本でも戦争ならば起こってる 心と心 殺し合うとき
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甘いねと笑った君の横顔に当てはまるものは恋だと知った
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好きだよと言わない君の強がりをキッチンの横で少し微笑む
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母曰く、初恋をしたその夏は僕と同じ二十七歳
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