Utakata
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倶利伽羅峠ババ美
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短歌を詠みたい時があるんです。
万葉集が好き。
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我が
故郷
(
さと
)
に違はぬ
海松色
(
みる
)
の列車さへ
遠田人
(
とほたひと
)
には違ひぬるかな
0
逢へぬもの乞ふは弱光 寝床にてそれその名前 名付けし枕
3
アイディアが浮かばぬ人と浮かぶ人 我は後者で短歌腐らす
1
男って頭良くてさ強いのに高い声には情けないのね
0
寝ないのは あなたの声が鈴だから あなたの熱を貰いたいから
7
生きたいと願ふ體と死にたいと思ふ脳みそ 鬱の佃煮
0
エイひれとエイの肝臓ぺろりとな 焼酎和えりゃサロベツ味よ
0
手を使え 創造的に さもなくばすぐにぼけるぞ 脳を鍛えろ
0
フォルダから 現像したい百枚を 選びつつ吾の 愚行反省
1
透明人間ゲームで本当に見えなくなった僕を愛して
0
君たちが「いいね」を押したその「わけ」が 分からんものだ 知りたいものだ
3
瀞峡に河童や出でよ 罷りたさ 屏風岩から滝の噴くまで
0
正月は着なれぬ着物を巻き付けて旅行するのが家の習わし
3
大晦日 終わりに
二〇一八年
(
ぼく
)
は
去年
(
こぞ
)
となる さらばだ
二〇一九年
(
きみ
)
よ 後は任せた
0
わがままさ 気づかせたのは父の金 なんであんなに甘やかしたの
0
ため池を横目に眺め坂下る私のながい髪と年齢
1
性的な言葉で遊ぶ十三の女のなんとかわいいものか
0
眞心
(
まごころ
)
は
言
(
こと
)
の骨也
童心
(
こごころ
)
は
魂
(
たま
)
の
躍
(
やく
)
也
妹
(
も
)
が
聲
(
こゑ
)
に
好
(
こう
)
の
文字甚
(
もじた
)
し 情熱の 赤さ乱れて 氷溶けゆく
0
小百合
(
さゆ
)
る
香
(
か
)
や 服も布団も鞄をも 夢も枕も 手放さぬかも
0
昔日
(
せきじつ
)
に
癒えぬ傷跡
(
イエヌ・キズアト
)
ありけれど 神の御夜のみ集う我が家の
1
長雨よ我とともにし泣き給へ 今は
鎌輪奴
(
かまわぬ
)
涙ひとすぢ
0
あなたのことを考えたら勃起して全身
隈無
(
くまな
)
く血が巡る
0
何度でも好きと言わせて眠りたい 私の耳に声の住むまで
1
霧深み 揺れる街灯 月笑う
径
(
みち
)
のポストに 手紙出す者
2
声知らず 顔も姿も いさ知らず 文のみ知るを いかに会はむそ
0
ババ美めは 今は
罷
(
まか
)
らむ 腹鳴かむ 風呂も布団も 我待つらむぞ
0
べろべろに酔った子猫は腕の中 我がマタタビの匂い強くて
0
迫り来る 稚児の歌える鼻歌よ 私の前で歌をやめるな
1
(
折句「キ ス シ タ イ」への返歌
)
わ
(
ワ
)
がゆゑに
誰
(
タれ
)
か泣くらし
静
(
シず
)
岡の
物
(
モの
)
憂き雨も
抱
(
ダ
)
かるる心地
0
(
贈歌
)
君
(
キみ
)
が住む
駿河
(
スるが
)
の町に
時雨
(
シぐれ
)
降り
湛
(
タた
)
ふ川こそ
意気
(
イき
)
と知りませ
0
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