Utakata
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れんこん
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猫にご飯をあげる時わたし
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必要な人間
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だね
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熊に桃喰われたニュース 私も食べたい
150
個
7
三日月の形で眠る猫の腹わたしが入るスペースは無し
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三日月のかたちで昼寝する我に猫が寄り添い満月になる
12
寄せて上げるというよりただ支えるそういうのが好き人もブラも
8
口の中メロンいっぱいひろがってこの味のままキスしたい昼
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私たち痛み分け合うことはせず程よく飢えて程よく獣
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数年後わたしはきっと今日の日をもう一度だけ触りたくなる
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泣き叫び床に転がり駄々こねてそれでもわたし許されたかな
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六つの吾待つことだけができること「ねえおかあさんわたしはここよ」
6
なによそれちっぽけな罪悪感ね そんなゴミ屑押し付けないで
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苦しさも楽しいことの一部だったと思える今が少し寂しい
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自分で仕立て上げた悲しみだから「責任とって」なんて言わない
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わたしたちどうしようもなく個々だから ひとつになることに飢えている
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誰しもが出会うであろう悲しみを「わたしのだけは特別」なんて
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薬指 誰かのものと主張して ギラリ光る輪 憎たらしいわ
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まるで最後のひと舐め味わうよう柔らかな唇押し当てて
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雑草がどこまでゆくか試す庭 どうせ冬には枯れるのだから
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新しいことを始める三十四 お前の知らぬ私を生きる
7
タガ外れ怒りにまかせ投げた皿 トマト煮込みが壁にべったり
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終わること前提にして共に住み いつか形見となるヒゲ拾う
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猛暑日を行くガリガリの野良猫は「うちにくるか?」に振り向きもせず
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この胸の痛みもとってくれますか?できれば保険適用内で
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"
待ってない
"
それだけなのにこの足はこんなに軽く雨を避けてく
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水筒を洗う指先じっと見る 君に触れたのもこの指だと
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私には遺していけない人がいて有難くも苦しくもある夜
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教会の鐘の音が鳴る三時半 無宗教でも救われるのか
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休日を空ける必要なくなって 時間を埋めるため観る映画
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車内にて終わり待ちたるパチンコの 兄と分け合うオレンジジュース
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最後の日 幻滅させてくれたこと今となっては感謝してるの
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