何時だって傷つくことのない世界なんてないからご飯おかわり 2
祈ったら氷河の果てのだれかともつながりそうな予感の夜明け 4
夢に見たあの人どこの誰だっけ思い出せないまどろみの朝 2
澄み切った空の向こうにあたらしい夜が来るから瞬きもせず 2
いいことがあったばかりのこの空の雲の形を目に焼きつける 4
新しい朝はまぶしく鳴りやまぬ目覚まし時計さがす指先 3
紫陽花に溜まる雫よ空駆ける虹の向こうの世界教えて 4