落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて

傷跡も 意識しないと 忘れられ 嫌な罪さえ 親しみ覚え
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嫌なこと 一日たてば 半分に 三日もたてば 残骸となる
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懐を 開いていれば 投げ槍も 肉に刺さらず 栄養になる
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愛すれば 苦手意識は 遠ざかり 理解が進む すべてのことで
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今やもう 嫌なことでも 耐え忍び 嫌な人でも 愛するレベル
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それでなお 辞めてたまるか 人間は 死んでたまるか あきらめないで
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自らの 招いた罪に 苛まれ 心沈んで 笑顔も絶えて
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大荒れに 荒れた心が 収まれば 恥ずかしいやら 情けないやら
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生きたよね 長い人生 生きました 年寄りたちの 共通言語
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幼子や 青少年を 見るにつけ われら同志よ いずれ年寄り
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年寄りの 仲間に入りて ふと思う 年寄りだとは 思ってません
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年寄りが デイサービスに 集うとき 歌声喫茶 安保反対
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年寄りを 敬うなんて 今の世に あまり聞かない 流行っていない
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おじいちゃん おばあちゃんたち ありがとう 育ててくれて ご苦労ちゃん
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右足の 骨がなんだか 軋むとき 不安になるぜ 敬老の日に
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年寄りに ボケと毒づく 中学生 敬い慕う 祭日はなし
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毒を吐き 叫びを上げる その時は 正直であれ 短歌が似合う
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短歌には 心の怒り 悲しみを 刻々記す 手触りがあり
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耐えること 変わらぬことが 風を呼び 味方が増える 時代の流れ
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敵視され 嫌われるまで じっと耐え 実績を積み 非難に耐える
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もう少し 実績を積み 挑もうと 思っていたが そうもいかない
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権力を 笠に着ている 先生を 放っておけば 犠牲者増える
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弱き者 か弱きものを 守れずば 生きていたとて 恥辱に過ぎず
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和を以て 貴しとなす 聖徳の 太子も結構 戦をしたし
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正直に 生きるためには へらへらと 笑っておれぬ 限界があり
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こうなれば 辞めるとこまで 行く以外 どうにもならぬ 年を取っても
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虐められ 弄られるキャラ 定着し ついに爆発 元の木阿弥
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ついにまた 昔の悪い 癖が出た 権威に挑み 損する羽目に
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時だけは 止まらないもの それなのに 気づかないよう 忍び寄るもの
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人生は 回転木馬 一回り 子供がいつか おいぼれになり
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