綾瀬    フォロー 11 フォロワー 12 投稿数 58

好きなもの、死と黒猫と女生徒と終わる世界と、それからあなた。

夢ならば言ってくれればいいものを意地悪な人あの日も今も  1

祝福をさせてよなんて言わないわ、だから許して泣くことだけは  0

日程はなるべく先の方がいいお幸せにと言えやしないから  0

私には向けられなかったその笑顔燃え尽きるまで側に居させて  0

猫とバター落として落ちぬ世界ならきっと私も飛び降りなかった  3

博愛は愛ではないと君は言う 構わないのに君からならば  0

幸せを運んだはずの青い鳥がぼくの時間を奪ってゆくのだ  4

送りましょう、拍手を賛辞を憐れみを。出来損ないのファム・ファタールに  1

「夢を見た」そう言いながら本当は現実なんだ、騙してごめんね  5

誰もかも貴方のことを忘れ去り二度目の死には葬式はない  7

君の名はきらきらひかる空の星、湖底に沈んだ一等星  4

明日あすまでのわずかの間死ぬために貴女に別れを告げねばならぬ  0

十数年抱き続けたこの憧憬、もはや朽ちゆく定めとぞ知る  1

冬の日の冴え冴え澄んだ青空は氷にも似てどこか寂しい  5

密やかに君がうずめた花の種が芽を出し宿主わたしの命を奪う  4

ひまわりを花束にして君に贈る「知ってる? 黄色は裏切りの色」  5

幼い日歌った言葉を口ずさむ さよなら三角また来て四角!  2

檻の中で私は歌う純白を 私の罪は誰が罰する?  0

あの子のこと看取るのだけは嫌なのでできれば今すぐ死んでしまいたい  2

美しいものだけ言葉にしていたい上澄み液を掬うように  2

「もし君と出会わなければ」有り得ない仮定重ねて視界歪めて  4

秋の夜一人と独りが寄り合ってさみしい夜を塗り替えてゆく  5

裏切りの色を纏ひし彼の人がどうか救われましますやうに  0

「この世をば我が世とぞ思ふ」そんな歌を詠んでみたいと望月見上げて  1

夢の中でわたしは何千何億に分かれていつかひとりに戻る  4

六年間過ごした校舎は今はなく行き先失くした郷愁の念  3

死なないで、私が死ぬまで生きていて、願わくば君、永遠であれ  0

轟々と水をかけても煌々と際限もなく君が燃える夢  0

日曜が終わった直後の真夜中は馬鹿みたいに静まり返って  2

望もうと望まざるとに拘らずあなたと私これでお終い  0