Utakata
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渡 弘道
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明日仕事四時にお開き白粉花酔いの勢いで歌舞伎町
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富士の麓をぶっ飛ばす白い月只今浜松通過中
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秋もせず冷やしを喰えば季違いと美味けりゃそんなの関係ねー
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湘南や帽子飛ばされ夏が去るメールを出して思いで閉じる
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横見れば君の瞳に咲く花火最後の夜に最後の願い
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月光や寺門を叩く七日蝉黒の五分丈皺を伸ばして
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絶景を両手に抱いて夏祈願下に雲海上に空海
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貞子さんいい感じ一郎と暮らす毎日晴れ時々曇り
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柿喰けこ鐘が鳴ったら発ちつてと散るいろは紅葉を指しすせそ
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焼芋屋訊けば江戸から新参者赤いバンダナ訛りのおまけ
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帰省せばどいつもこいつも田舎顔じゃがいも大根きゅうり顔
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クリスマス左右に踊る紙コップベンチ横たう寝袋一つ
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うゐのおくやまけふこえてあといくつころなのもやをかきわけながら
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貞子さんナイスカムバック一郎我に返りすみません生二つ
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言い訳を一つこじつけ燗つける一つが二つ時を重ねて
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いろはにほへとちりぬるをさようならおもいでそっとむねにつつんで
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何見ても貴女が見える十二月氷雨静かに時を流して
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追伸に隠しきれない未練かな海外転勤おめでとうございます
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長雨や一生瓶の出番かな長屋に一人長年一人
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銀匙の鈍い光沢ダージリン浅い笑顔にママの同席
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月満ちて君の片隅我入る浅き夢かなかぐや姫
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貞子さん振られる予感秋の雲コーヒー二つゆっくり冷める
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秋深し蔦のバス停時刻表旧尋常小学校前
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秋風や昔々の悲恋かなこの赤この黃散る一話ずつ
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渋柿や吊るすその手も皺の入り限界集落秋の編
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ナポレオングラスに招く氷かな明かりを消せば冴える
V
S
O
P
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長袖のボタン解れて秋の入りテント畳んでアルバム綴る
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バイカル湖別れのくの字雁高く下向くナターシャ上向く私
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攻めに攻め興味持たれず撃沈と新たな女新たな笑い
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消しゴムや愚作必殺ん十年力作しかと理臭くとなり
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