現のなかで死んだ鳥は泡沫    フォロー 8 フォロワー 7 投稿数 48

これは短歌ですか?いいえ、吐瀉物です。

誰に見せるわけでもないのにペディキュアを塗るとき心は等しく平 

「曖」「昧」もどちらも私 我思う故に私にIはあります 

IMy まぜてぼかしてあたらしい主線をひいてわたしをつくろう 

夜の街 街頭照らす足元に短歌という名の吐瀉物を吐く 

透明な傘を海月くらげとしてキミとわたしで捕食されませんか? 

黄身のない卵の存在理由レーゾンデートルを白紙で提出します、さよなら。 

貰ったら送りかえすというマナー、もしくは政治という名前のラブ 

布団教 入りませんか どなたでも あなたの生も死も包みます 

「コンセントだってセックスできるのに。蛸足配線なんてヤリマン」 

六月の風のぬるさに近かった 半目で眠るあなたの吐息 

「あれ」が「これ」になるよう「あれ」が「これ」だよと言い続けて「これ」になった「あれ」 

ひっとりと掌にのる雨蛙 重さでお前が生きていると知る 

表情がわからないからいつもより口角上げる マスクの下で 

今日が明日だと気づくとき→「じゃあまたね」「ばいばい」のあとの珈琲の温度 

ぼくたちはごみ袋にいてカラス避けネットに守られていたりする 

「あ」と言えば「愛」になりつつあるスマホの予測変換みたいな恋だ 

ライオンのたてがみ口に含んだら雨のにおいが広がって夏 

バックれて海。 浜辺にはあしあとを流してくれる波があるから