Utakata
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紅志野みのり
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今年二月から詠みはじめました。短歌をこよなく愛する茶人。
生きてさえいればいいのよ頬つたう雫に意味ももたせないまま
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「行かないで」サロメは悪女の皮を捨てオフィーリアのごと涙と心中
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空腹を和らげるため吸うシンナーのにおいが僕の生である
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さよならも言わずに消えた赤い口やさしさだけじゃ辿り着けない
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あなたが選んだあの人は絹のハンカチ 私は木綿 そう、木綿
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愛という言葉なんぞに泣かされて爪でつらぬく手のひら、生きて
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処女にしか懐かぬというユニコーンの角で自傷していたあの子
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客よせのパンダになれと黒ぬったニセモノでした ぼくはしろくま
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生きること、死ぬこと、どちらもしくじって帰れないなら私を呼んで
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恥ずかしくなるほど寂しいあの頃のわたしは過去で撮れるのは「今」
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