べちゃん
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地方住み 一児の娘を持つ会社員 徒然なるを思ひて詠む

曇天どんてんの果てただよいし明烏あけがらす 降り立つ先は何処いずこなが
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朝光ちょうこうと曇る吐息に照らされて あわく輝きたる白椿しろつばき
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秋風が朝の憂鬱絡み抱き 重ね見えたり金床雲かなとこぐも
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選挙カー 幼児おさなご寝てなお自己主張 民意と乖離 此にあらわれん
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金木犀きんもくせい 香らば四十路よそじはすぐそこに 師走しわす憂いてしわ眺めしは
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虫嫌い 肩に留まるは秋茜あきあかね 蜻蛉とんぼならば、と緩む妻の目
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定時過ぎ外眺むるは宵の星 上着羽織りてもう一仕事
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短歌うたなれば三十一文字みそひともじの拍子踏み 文読み遊び そびゆる思ひ
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移りゆく まんじエモ過ぎ言の葉ことのは界隈かいわい 真の意味をぞ捨ててくれるな
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蜘蛛くもの糸掴みて得るは ひと時の満ちた思ひ泡の如く消ゆ
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それぞれの正義が呼ぶは愛憎あいぞうか 行き方違えど 同じのもと
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紫竹路しちくじや 未知をきわめて幾星霜いくせいそう 此処ぞ柳都りゅうとの サグラダファミリア
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夏は空 冬は雪とも蛙の輪唱 春にあかりて鍵は悠久/鍵葉は青春時代
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