べちゃん
27
11
投稿数
13

地方住み 一児の娘を持つ会社員 徒然なるを思ひて詠む

曇天どんてんの果てただよいし明烏あけがらす 降り立つ先は何処いずこなが
9
朝光ちょうこうと曇る吐息に照らされて あわく輝きたる白椿しろつばき
16
秋風が朝の憂鬱絡み抱き 重ね見えたり金床雲かなとこぐも
11
選挙カー 幼児おさなご寝てなお自己主張 民意と乖離 此にあらわれん
9
金木犀きんもくせい 香らば四十路よそじはすぐそこに 師走しわす憂いてしわ眺めしは
11
虫嫌い 肩に留まるは秋茜あきあかね 蜻蛉とんぼならば、と緩む妻の目
17
定時過ぎ外眺むるは宵の星 上着羽織りてもう一仕事
12
短歌うたなれば三十一文字みそひともじの拍子踏み 文読み遊び そびゆる思ひ
12
移りゆく まんじエモ過ぎ言の葉ことのは界隈かいわい 真の意味をぞ捨ててくれるな
10
蜘蛛くもの糸掴みて得るは ひと時の満ちた思ひ泡の如く消ゆ
7
それぞれの正義が呼ぶは愛憎あいぞうか 行き方違えど 同じのもと
12
紫竹路しちくじや 未知をきわめて幾星霜いくせいそう 此処ぞ柳都りゅうとの サグラダファミリア
7
夏は空 冬は雪とも蛙の輪唱 春にあかりて鍵は悠久/鍵葉は青春時代
4