Utakata
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汐國 ふか
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はじめまして。不勉強が目立つと思いますがご容赦頂ければ幸いです。
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目の前の積荷が落ちてきたならば この世とお別れ それがいいな
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話し合い する気がないね 最初から ママの基準が この世の全てか
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四十路前 頭の中にあるものは 美味しいものと ママの言い付け
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急がねば 急いで恋にしなければ 気力が果ててしまわぬ前に
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その笑顔 ほんとに恋人用ですか? 猫にはもっと とろけているのに
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鷲掴む 腰の細さに 呆然と 中身は何処 音沙汰も無し
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骨が浮く どこに触れても ゴツゴツと 言葉を飲んでも 糧にはならず
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日曜日 ほんとは嬉しいはずなのに 家事と仕事で 休む暇なし
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寂しさを 紛らわせたい それなのに 夢は見られず 妄想も散る
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飽きるまで 落ち込んだから 大丈夫 髪も切ったし 次に進もう
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恨みます そんな言葉で 済むものか 地獄に落ちろと 睨む他なし
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不機嫌を 隠す努力も しないのね 幼児に戻る 老いた母親
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いつもそう 全部わたしが 悪いのね 言いたいことが 言えていいよね
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ささやかな ことだけれども 伝えたい そして笑って ひだまりの君
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米粒や 卵の黄身が ついたまま しまわれた皿 老いがひしめく
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星よりも 目映く光る 飛行機は 近くて遠い あぁもどかしい
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雪かぶり つつじの蕾 縮こまり 透けて見えるは 春秘める赤
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宵闇に 花が舞い散る 春嵐 涙の跡を 乾かして行く
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向かい風 負けるものかと 仁王立ち ふと振り向けば 追い風が吹く
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何よりも 春が来るのを 待っていた 菜の花運ぶ 芳しき風
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きらきらの つらら見上げて 見惚れれば 串刺しになる ぬるい昼過ぎ
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いつまでも 定まらぬ道 悶々と 一筋で良い 明かりが欲しい
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中庭の 端に猫猫 丸まって ふくら雀と 分け合う日向
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落ち葉降り つるり黄色の 並木道 木枯らし追えば 魔法が続く
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風に乗り 雨に吹かれて 越えてゆけ 今日いた場所を 惜しめど進め
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ばらばらと 落ちた銀杏の 深緑 汗拭いつつ 踏み分け進む
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からころん 涼しくはぜる サイダーの 下から眺む 君の横顔
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好きなもの 大切な人 きらきらと 魔法以上を 宿らせ満ちる
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宵闇に 語りかけるは 今日の愚痴 肌にまとわせ 家路を共に
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甘やかに 君の瞳を 溶かしたい 私が消えて しまわぬように
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