木下夜留
フォロー
3
フォロワー
3
投稿数
19

死ぬまでのすべてを言の葉一枚におさめて風に飛ばしたい日々

私もう卒業したわ伝言のゲームで人を嘲笑うこと
11
僕じゃない人が僕らの話してそれを信じる僕じゃない人
9
AIをあいと呼んでは都合いい愛の傲慢さを思い知る
6
憂鬱が重なり知ったシャンプーは腐るんだとかそういう些末
5
犬じゃないプレーリードッグ猫じゃないミーアキャットとごっちゃになった
8
星が落ち後追い止める人がおり人の数だけ違う地獄だ
5
手放したものの幸せ祈りつつ縋らぬように合わす手のひら
13
白線の外にはサメがいるんだよ大人にはもう見えないらしい
11
一度きり弔問客が最大の公約数のときに死ねたら
5
しんどさのひとつひとつを丁寧に数えようとし無理だしんどい
7
同化することを愛だと思ってたあの頃確かにどうかしていた
8
悲しみにやっと触れた夜の底こんなところに隠れてたのか
12
愛情を確認すべく空想の己を何度も殺してみたり
5
文系はたぶん猫派が多いだろう自由になりたい人たちだから
7
頬濡らす声にならないひとしずく幾万の雨よりも冷たく
9
私ですアイコン登録　猫だって歌を詠んでるそんな世界で
7
許されるために生きてるわけじゃなくお肉もパフェも好きに頬張る
7
反抗期終わりませんで母親の骨は左の手で拾いたい
8
作品は花で私は腐葉土で土を愛する人はいますか
11