Utakata
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炒飯と半ライス
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本棚の 見えるところに あったのに 気づかぬうちに なくなっていた
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結ばれて 子育てをして 離婚して 引越したけど 同じ町内
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急行が 止まるくらいが いいんだわ 都会の余白 時空の隙間
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蝋燭の 光に揺れる マジパンの サンタを見つめ 覚悟を決める
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生活に 追われるうちに 忘れてた 奴らから逃げ 街を出たこと
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アパートの 階段照らす 蛍光灯 交換時期は とうに過ぎてて
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青白く 夜に輝く LED キミとの距離を 詰められぬまま
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水溜まり ネオンが映る 路地裏を キミを連れ出し 街を出た夜
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ハンバーグ そっちの方が デッカくね? じゃあとりかえる そこまでじゃない
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ひとにより しあわせのきじゅん ちがうから くらべるのなら きのうのじぶん
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カップルが 試し書きした 紙を見る 「待ってんのかな? キモ!」と丸文字
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最寄駅 急行までしか 止まらない 特急快特 そして回送
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社に戻る 事務所の空気 冷えている 何があったか 誰も言わない
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おはようと 言ったところで 俺ひとり 机の上の 千円が親
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朝起きて 出て行くつもりが 起こされて その置き手紙 見ないで欲しい
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俺のこと ウソつきだと 思ってる? ウソは言わない ホラは言うけど
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お会計 私がいなく なってたら 私の事は 忘れて
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嫌ならば 嫌とハッキリ 言ってみる お前が嫌い あんたが嫌い
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正しさを 振りかざすという 間違いを お互いしてた 正しいと信じて
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瞳(め)の中の 黒子は数に 入れないの 気にしてないよ 俺の魅力だ
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あのころの キミはまぶしく かがやいて やつをえらんで キミはかわった
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駅前で 小さく足踏み してたキミ 俺のほっぺに 冷えた手をあて
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しりとりを しながら徐々に 温まる る、ルビーの指輪 はやくでなさーい
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風呂の水 温くなるまで かき混ぜて 寒さ堪えて 肩まで浸かる
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風呂沸いた 先に入って 子どもらと 表面だけで 中は水風呂
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風呂沸いた 先に入れと 嫁が言う まだ生ぬるい 湯船につかる
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絶対に 記念日だって 忘れてた でも予約した それ才能ね
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トントンと 息子がドアを ノックする うるさいよ父 独り言デカい
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薄幸の 悲劇のヒロイン 救うのは 自分の中の 喜劇のヒロイン
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わすれたい きおくをさくじょ するよりも わらいにかえて うわがきをする
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