泥水ススル
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幼子を 遺し灯火 幾ばくの 我が身の戯言 ここに遺して

プクプクと エアレーションから 揺れる泡 祭の金魚も今はぷくぷく
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絶え間なく 紫電轟く龍の巣も 遥か彼方じゃ ただただ綺麗
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立秋は 嘘だったのだと思うほど 毎日暑い 毎日暑い
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ずっこけた 私に驚きずっこける うちの猫見てずっこけてみる
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白白黄 シルバー黒白 たまに来る 真っ赤な消防車に見惚れる
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それ我の そっちも我のと笑む娘 食べ飽きわれの 口に押し込む
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スマホ右バーガー左 ベッドへと 放ったはずの右手に在るそれ
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そろそろと朝露はこぶ虫の声 どうして部屋の中で聞こえる
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