雨津こさめ
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よろしくお願いします

灼熱の空に闇が徐々に覆い蝉の声は彼方から
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朝晩に鳴く秋の虫告げる夏の終わり未だ思い出出来ず
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カメムシが我が物顔で飛び回りうざい軍手に臭い染み付く
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酷暑に背丈を低く耐えたなす秋の雨で急成長
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雨がふり畑一面雑草よ数日かけた草刈り無駄に
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空泳ぐ龍のごとき彩雲はあの世に無事着いたメッセージ (八月十七日の空をみて)
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休み明け眠くどんより曇り空支度手間取りコーヒー飲めず
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スーパーに秋刀魚が並ぶ盆終わり秋は間近か心まだ夏
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お供えの川流し浮くなす馬を見送った三十年前
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早朝送り火焚いて終わる盆名残惜しくミンミンゼミ鳴く
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親戚はもう来なくなり華やかな盆提灯昔を名残る
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大砲で耳がやられたと唯一それのみ祖父の戦争話 (修正しました)
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家族皆祭壇前で語り合う気づくと先祖の話題ばかり
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急か急かとお経を読むお坊様午前中檀家まわれるか
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お供えは収穫した夏野菜ご先祖様の好み知らない
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迎え火の煙は川の流れ沿いあの世からこの世へ道繋ぐ
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思い出せ一年ぶりの盆飾り壁の曼荼羅歴史を語る
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台風に吹き飛ばされた熱帯夜まだお盆前上着をはおる
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台風が過ぎて空気をシャッフル夜の主役は秋の虫に
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