水生クレイモア
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春知らぬ 梅雨の香りと 雨音に 如月の寒 肌にありけり
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小夜の床 月の光の 差し入りて まどろみ聴くは 秋の足音
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桜木を 車椅子より 撮る人は 我が画角には 映らざりけり
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五分咲きの 並木見下ろす橋の上 花の浮き橋 末だ陸の上
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しのぶれど 音に出にけり わが業は それは何時ぞと 人の問うまで
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柘榴忌の ふみの名残を 偲ぶれど 七十の昔の 人ぞ偲べる
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