鶏口
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忙しさに震えれる手を抑えたり今か今かと嗚咽が溢れ
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断崖と潮垂る袖にあかねさす君はなんだか少しあかいわ
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目覚めては体起こせずふてふせる背中の汗でようやく立つの
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下り坂焼けたアスファルト歪んでる緩くブレーキからから回り
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空空に墨みちけれどまだこんや寂し紛れに独りくちぶえ
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夏過ぎず秋未だ来ぬめり碧旻のひろきを見れば実りを待てり
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ひゅるひゅるとこだまし笛は波に消え 紡ぐ言葉も空に落ちれば
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