Utakata
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ふくだまさと
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生い立ちに酌量の余地ありやなし、現場に向ふ赤シャツ写る
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イージスの舳先の並ぶ舞鶴の軍港めぐる遊覧船ゆく
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指切りと細き小指も日に焼けて少女の夏は絵日記のなか
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舞鶴に旧き友あり父母の介護務めて二十余年も
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早割で全国大会参加せむ拙い歌の入選ありや
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若き日の神楽岡墓地その奥にくちなし匂ふアパートありし
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小粒なる赤紫に熟れた実にヒヨの群がる南京黄櫨の
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生ごみとともに捨てたる竹串の昨夕の怒り貫きて出づ
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グリ下に集うキッズを眺めつつ戎橋行く外つ国のひと
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秋風の吹いても痛いふるさとの十六余年を祖父は臥したり
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左海屋の肴はいつも同じでもパートの媼をからかひてをり
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