Utakata
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やめられないのでやってます
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幸運と呼んでみようか育てられ間引かれ空を眺めることを
4
対策も立てられぬまま夏は過ぎ来年もまた見つめる数字
10
この夜にドアを開ければ夜がある そこにあるのに行く宛がない
8
ファッションのアドバイスでも聞いたよなバランス感と差し色の場所
4
同じ時期同じ場所に花が咲き同じ目線が集まってくる
6
こんな日はお化け屋敷に忍び込み 似ている顔の人が出ていく
5
跡継ぎを命をかけて産み落とし おかしなしきたり無視した子ども
6
もう言うな それ以外にどうやって吾子というのがここにいるんだ
2
詩を書いてタロットカードをめくりつつ自分のことはすでに知ってる
7
嘘つきの態度を取らず正直に 狂って下さい 地下の歓声
3
偶然の鍵が開いたら止まらない 盗みはしない読破するだけ
4
臭いから蓋をしてんだこっちもよ 家まで訪ねて確認するな
1
お隣に座ってくれてありがとう ようやく僕の出発が来る
4
風に乗り便りも噂も飛んでいき いつか私の頬を撫でよう
2
枯れ果てた花は何も悩まない 枯れてることも俯くことも
8
甘辛いブラックガムを噛み続け酒もお菓子も禁じたままで
5
社会人一年生はいないかと事務所の窓を勝手に開ける
3
この人と私が同じ歳なんて 見たもの全部忘れてしまえ
4
仕事から帰ってからが大仕事 仕事相手がいなくなるまで
4
楽しみをどんどんダメと言っとけば明日天気になれば暑いね
3
誰一人住まない家を建てられて建ったその日は喜んでいた
5
木漏れ日の下に立ってるカマキリに小さな鳥の閃光一つ
11
8時だよ全員帰れの掛け声で予約していた店への移動
4
消すことも消さないこともプライドでそもそも灯さぬプライドもある
8
見えますか 真っ直ぐならば見えますか 蛇の道なのに見えるのですか
4
ベランダのすぐ横にある電線にタバコの煙で触ってみせる
9
失恋のたびに欠勤する人のせいで倒れる人の穴埋め
9
あの頃は楽しかったね それよりも前の時代はお互い知らず
3
タイミング ありがとうって言いたいね 散ってく花が 蕾に落ちる
4
線香の匂いが好きな僕だから死んだ人だけ信じてしまう
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