高澤俊作
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36

作詞家 / 作曲家 / 編曲家 / 音楽プロデューサー / 脚本家 / しろたん大好き / 趣味は小説と短歌

空白み雀が鳴いている頃に起こさぬように不浄に向かう
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上京で僕から君を奪ったものは故郷の星より眩しきネオン
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猛暑には扇風機など役立たずPCのファンもさぞ熱かろう
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切り傷を負った私に大丈夫?とバンソコ持って来てくれた我が子
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キャバ嬢の連絡先を聞いたのに二度と行かない男の美学
3
会いたいと願い続けた恋人のシャツに顔よせファンデが付いた
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山深き町にも消えぬ小さな明かり静かに老いる人の営み
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帰り道抱きついてきた友がいう「酔ってるからだよ」いつもじゃねぇか
6
国道を歩いてゆけばたどり着くあの日の恋が置かれていた場所
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不安だよと俯く君が落とすもの星より眩い天の川へと
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眠ろうと眼鏡はずした瞬間に君の返信来てまた掛ける
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たこ焼きのタコの小ささ噛み締めて物価高なる世をまた思う
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信号の青い光に乱されて残業の夜早く会いたい
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ポイ活を時給換算してみればバイトするのとあまり変わらぬ
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もう終わり?名残惜しくも背を向けて横顔越しに閃光ひとつ
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ドレミの日けふだけ魔法かかりては調べに聞こゆ雨音さへも
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つめたいね君がはしやぐから雨傘も靴も外套もおもちやに変わる
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恋やつれネイルの跡は消えぬまま先に消ゆるはあなたの温度
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恋もやう社交辞令の取り引きは馬鹿正直で自然消滅
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追ひ便の負担を忌みて憚られ冷たき人と思はれぬらむ
3
阿呆乗るガタゴト響く一等でウヰスキイ飲み不浄に立てず
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雨だれが腕にじんわり広がりて最早弾かぬ歳に成りにけり
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ロマンスの日といはれずも知つてゐる叶はぬ恋の美しさをや
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幾千の星散りばめて飾りしも笑顔の君に勝てやしない哉
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朝焼けに電線揺らす雀見て今日も仕事と目を擦るだけ
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寝れぬ夜思い出すのは夏のこと透明なきみ無慈悲な病
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鑑にはなりてみたいと思ふけど鏡に過ぎぬ猿の人真似
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後悔のない人生と胸を張り幸せと呼ぶことが出来るか
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紫陽花の淡き色味に我が恋を重ねて思ふ君の虹彩
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じめじめのメランコリイを脱するに食べる激辛飲むはウオツカ
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