Utakata
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気持ちが溢れてはじめました
お見知り置きを
大人でも独占できる空がある ブランコ乗れる勇気があれば
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琥珀色 素直なリンゴ鍋の中 角と季節に許された秋
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秋の空 燃えるような黄 足元の翡翠の色が私を毒す
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君の毒 時間と温度管理して 増殖止める対策施行
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ツーブロの4日経過で伸びたるを触れて分かるのバリカン用意
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やぁやぁやぁこんな時間に君の声まだ探してる脳内再生
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消したのは怖さだったの足跡を探して今日もあの場所へ行く
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走るたび光って見えるピン2つまだそこにある音さえ停めて
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あなたにはなれない声で筆と弦触れて私は今日も満悦
6
エアコンを消した日の朝君といて喜ぶ私見つけて冷める
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知らぬ猫名前を与え写す君それを抱えて走る月曜
8
古い椅子小さなボール置いてみて身体と頁手繰り寄せたる
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傷探し治っているか触れてみてまた疼き出し持て余す夜
8
消した跡追いかけるよう蛍火が匂いを知らない知りたかった
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見渡せる場所があなたの定位置で親鳥さえも羽を休めた
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長靴を脱いだ足にも追いつけぬ君が私を母にした夜
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重たさも消えず痛みも消えぬまま風穴だけを今日も穿てり
8
初夏に咲く君の好んだ花の名を思い出せない確かカタカナ
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触れてみて溶けていく様氷菓子結びたいのに音だけ不足
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裏切ない朝を反射する川面には 青紫色 橋脚は白
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青紫の空へほどける声ふたり影を確かめ今日を走れり
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裏切ない朝を走れば足音が私を先へ連れてゆくはず
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怖さだけ冷たさ残して研いだ爪次に会えたらやり返せます
3
火傷した熱を冷ました流水で音さえもただ洗浄す
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答えなど合わせなくても朝は来る私の中の水だけ澄めば
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青いまま閉じる扉の前に立つ鏡の中の誰かを消して
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