Utakata
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しろくま
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短歌詠みます
君からの手紙に太陽当ててやる日焼けした跡見せに来てみて
4
塩辛いチャーハンまずいと言えた日の言葉はなまもの 父との昼は
13
下向けば踵根を張る夕方に
弓形の背を撫でゆく
鉋
(
かんな
)
4
ゆっくりと笑いかければ返されて小さい前歯が噛み切る唐揚げ
5
人が人会いにゆくとき残される白い高鳴りあおぞら分ける
4
夏が僕らを逃さない通り雨濡らした影が手渡す炭酸
8
せわしなく検温をしてまわるひと家で待つ子の言えない微熱
21
わたしたちではなくわたしでいたかった蟻の行列横切るバッタ
6
花束を抱きしめる腕直角に 花って意外と口下手なんだな
8
ゆふぐれに黒を一滴さしたあと不機嫌な雲しっぽをのばす
14
憂鬱の色を教えて白と黒なら持ってるしその筆貸して
9
何にでもなれるし何でもある国でひとりの不在に錨を下ろす
13