ねこ母CAT
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2ニャンの母です
猫短歌も、ふつうの短歌も詠むのが好きです

飛ぶように　水無月の日は過ぎ行きて　また溶けそうな夏がすぐそこ
10
明日から　またいくばくか留守とする　わが猫（こ）恋しき　日々が数日
4
夢うつつ　フミフミされて　寝て起きて　お風呂入って　爪痕気づく
6
人の数　其れより無限に物語（ドラマ）あり　皆それぞれに　主人公たる
9
名を呼んで　スリスリをして　ねんねオヤツ　ねことのルーティン　ラストは抱っこ
7
蒸し暑く　ピクルスばかりも芸がなく　きのこのマリネという名の小技
10
夏を待ち　きっと２辛に　チャレンジを　山形名物？ひっぱりまぜそば
4
こばら減り　どこからともなく　ねこ登場　時計が読めているかもしれず
7
天の川　見られる方が珍しい　今年も予報は　七夕、雨なり
7
七転び八起きといふは　わかるけど　転んだぶんは　ときどき痛い
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７回か８回浅く覚醒し　アラームよりも　早起きになる
7
精一杯　なんとか生きて　精一杯　世渡り上手と　無縁の我なり
10
かさぶたを　触らぬ日々をつくれたら　自傷じゃないと　医師は言うけど
5
早く寝たい夜ほど何故か　ねこ暴れ　諦め混じりに　天気予報など
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つたなくも　うたに乗せたる　我が想ひ　天まで届け　祈りと共に
7
どんよりと　こころの如き　おぼろ雲　出番を待つは　初夏の青空
6
たまにはね　感覚センサー　オフにする　でないと情報過多になるから
7
棚を開け　要るもの一つ　取るるたび　すわ、オヤツか？と　ねこと目が合ふ
9
ちま猫の　お鼻キッスで　起こされる　母はときどき　白雪姫か
8
起きられず　何もすすまぬ　この状態　ひとり責めるは　自分自身なり
7
おぼつかぬ　我がゆく道を守り給え　幼子の如く　立ち尽くす日も
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電話苦手　内容もちと込み入って　不安といふもおろかなりけり
6
月曜の　問い合わせふたつ　気になりて　目はさえざえと　夜中２時すぎ
8
空腹のねこより早く目が覚めて　ただ足元の　もふもふ撫でる
8
腕いっぱい　大事な星々　抱え込み　どれも落とせない　せめて気負わず
7
賞味期限　すこーし過ぎたあれこれで　夏のポトフ風　にんにくマシマシ
3
マイ茶碗　行方不明に　なりし見て　不在の日数　思い返しぬ
7
お取り寄せ　ホノルルクッキーカンパニー　ハワイの空気が　三千円也
6
ふと気づく　ねこがこっそり　距離を詰め　撫でて欲しげな　うしろあたまよ
6
好きな賛美歌（うた）　せめて代わりに口ずさもう　賛美いたします　主の御名によりて
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