Utakata
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ねこ母CAT
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2ニャンの母です
猫短歌も、ふつうの短歌も詠むのが好きです
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母と猫
(
タヌ
)
私と3人 川の字で 眠った夜明け やうやう白く
6
少量のホットミルクでお試しを 眠気がほしい はないちもんめ
4
穏やかな夜のはずだが 私だけ 気負いすぎたか 緊張とれぬ
4
布団から投げ出せり 母の手ひんやりと 寝息が静かすぎてもビビるよ
5
タヌ猫を 踏みかけお詫びに オヤツやる 「わけはわからぬ ちゅーるおいしい」
6
中途覚醒 ちょっとは遠慮してほしい 昨日は3時で 今日は2時だよ
6
姫の真似 スカートの裾 手でつまむ 階段ひっかけ コケてられない
3
「はい完了、あとは野となれ」とも言えず 不安は残るが なんくるないさー
6
パスタ屋のおばちゃん ドアを開けてくれ 人の親切 身に沁みおりぬ
4
ちょっとだけ 心折れそう そんな時 賛美歌買うにも 本屋が遠い
6
梅雨の早朝
(
あさ
)
杖にまだ慣れぬ母なれば 傘、ゴミ袋 如何にして持つ
10
姉弟、母、3人寄れば なんとかね 文殊の知恵だ 本日決戦
6
考える事多すぎてパンク気味 予定やりくりで 精一杯で
4
感傷を自分に許す ひとときを わたしのこころ 息継ぎ必要
9
黄金色
(
きんいろ
)
の 時が掌こぼれゆく かけがえのない すべての瞬間
(
とき
)
が
8
心身の限界近けれ いまだけは 母より先に倒れもできぬ
9
何事も無いと勝手に決めていた 検査結果に 不安いや増す
7
豪雨でも ピーカンでもなき日に移動 ほど良き陽
(
ひ
)
と風 ありがたきかな
6
連れ立って ねこたち廊下に お散歩に 自力でドアあけ 器用なことよ
11
いつからか 母が調理をする都度に 火の元注意と LINE声かけ
6
撫でてくれ オヤツもくれる 「おかあちゃん」 ねこたちそうそう 忘れはしない
9
三夜ほど わが猫
(
こ
)
と眠りて 何度めか 外せぬ所用 また戻るからね
4
コリントの信徒への手紙 読み返し 迷える朝の道標とす
5
宅配まち たいして何もできぬから 聖書を読むか 応募ハガキか
4
8年目 笑い皺よる 君といて 僕の笑顔も 同じようかな
6
明け方に眠るあなたを抱きしめて 寝息を聞いて わたしもねむる
7
母といふ 生き物なれば 子にいつも 腹を満たしていて欲しきかな
8
ジングルベル そんな名をした紅茶有り 飲んでしまうか 聖夜は遠し
6
午睡から 目覚めし母の目に映る わが猫
(
こ
)
の姿 持ち込みおもちゃ
6
食べるって わりとエネルギー要ることで たまに息切れ 飲むゼリーとか
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