Utakata
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きのぽ
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楽しく詠んでいきたいです。
よろしくお願いします。
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見習いの魔法使いが雨上がり虹をえがくがすぐ消えちゃうの
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君からの返事がこない夜に抱くねこの体は意外とのびる
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唇で君と交わしたサヨナラが朝の光にそっととけてく
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友達が「告白うまくいったよ」と私の胸に飛びこんできた
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暮れてゆく町並みふたり手をつなぎ秘密の交信してるみたい
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たけぇなと笑って買ったりんご飴こどものように食べるんだね
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シャープペン借りたままだね君に会う口実のための人質だよ
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またねっていつも言うのは私からほんとは君に言ってほしいよ
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かじかんだ指をあなたのポケットに好きだからこそ恋に飛び込め
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もう少しあと少しだけこのままで君の背中に鼓動をあずけ
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憧れの人もいるけど絶対に私は私の自由がいいね
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青春に卒業試験あるのなら何度も留年くり返すね
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でもねって言いかけたのは君の方。春風がそっとふたりをつつむ
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思い出が人生を語る時には耳をふさいでただただ眠る
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マジうまいカレーと褒めた元カレのビニール傘を返せずにいる
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私にはまるで関係ないような話し方だね(キミガスキナノ)
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切りすぎと君が気にする前髪は家までチャリをこげば忘れる
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通り雨なければ君と出会わずに静かなキスも交わさなかった
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放課後に君と本屋で待ち合わせお揃いのブックカバーを買いに
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寂しくて思わず電話かけようか悩む自分がめんどくさい
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おやすみと君の言葉が大好きで真夜中がまだ少し明るい
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隠してた答案用紙破くよに終わった恋をひとり笑った
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外灯のひかり優しく手のひらにのった丸くない雪がとけてく
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青空をムシャムシャ食べてみたいなと思うのはきっと寝不足のせい
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君の前お茶ばかり飲んでいたけど練乳くらいの甘さが好き
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はじまりの恋をするのは春がいい。寝坊して君に叱られたい
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