Utakata
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眠り猫
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時々壊れます
潔く落ちゆく椿眺めては生き急ぐわけ尋ねたくなり
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温燗で自分の機嫌とりながらエドシーランでおやすみ不穏
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静電気私の指を刺しながら春はまだよと意地悪をする
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朝の湯に身体を深く沈ませて深海魚へとなりゆく気分
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呼ぶ声に小さく返事デスク前 空耳かしら睡魔降臨
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ベランダの隅に残れる鳥の糞木の実混じりか紫にじむ
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夕闇に何もなき道足取られ背後に忍ぶ銀色の影
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ザックリと切ったキャベツに混じりおる小さな命大きな悲鳴
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今どこに墓石へ向かい問えばだだ山茶花ひとつ花びら落とす
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洗濯機音をたてつつ暴れおりこのまま外へ飛び出す気配
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うそつきにつける薬があるならばリボンをかけてあなたにあげる
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枯れ枝にメジロが遊ぶ昼下がり隣に見ゆる満開の梅
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足早に前を横切るキジ猫の耳にひとひら桜刻まれ
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誰も居ぬ事務所でひとりティータイム社長の椅子にふんぞり返り(私は末端社員)
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ヒヨドリや甲高き声寒空へひと矢放ちて姿消えゆく
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ふさふさと蕊(しべ)の際立つ梅の花憂い帯びたるまつ毛のように
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群青の空へ浮かんだ滲む月笑っているか泣いているのか
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残業をバックレ競歩で出る職場今日の寄り道本屋でキマり(頑張るミドルシニア)
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寒空にスズメは丸く身を寄せて陽だまりひとつ私と分ける
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ゆるゆるとベッド抜け出す朝の五時カップに揺らぐ気怠い湯気よ
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着信の音にトキメク日は過ぎて凪へ漂う二人一緒に
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停車する車のナンバーゾロ目見て何か良い事あるよな予感
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通勤路いつものワンコ見えぬ朝主とワンコの安否よぎりぬ
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あと少し私を抱いて温めて離れられない布団は魔性
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風の音まるでノックをするようにもしや来客風神かしら
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