麻宮りた
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2023年2月、突然短歌をつくってみたくなりはじめました。勉強中です。

「もう！やめて！」 こども扱い 拗ねたふり わざとなんだよ 彼が必要
2
桜月 ああ、暇乞い 名残惜し 思い出語り じゃあね、またね
3
逃げたいよ いっそこのまま かくれんぼ すぐに見つけて 連れ戻してよ
5
背負うもの 大きすぎかな いい歳だ 手ぶらでよかった 小娘時代
15
ひとくちを またひとくちを 味わうと ハマってしまう あなたの虜
6
耳にする 貴方の声は まだ慣れず そんな昔も あったと笑う
3
短くも 長くもいつか 訪れる 別れと終わり 靴ひも結ぶ
14
昼下がり 紋白蝶に 化けた塵 塵とて空に 舞い上がりたい
7
母からの 便りが届く 出で立つ前 心配よそに なごり雪かな
6
久々の 友と再会 約束し 日時決めけり ウキウキワクワク
3
宴の夜（よ） 連なる灯り 山々に まるで夜空に 浮かんで見えた
3
芽吹き出す 街路樹の影 帰宅中 眩しい夕日 背中を押して
8
流れ星 無数に作る 願い込め 雲の上から 地上の人へ
5
吹雪いてる 海に向かって 叫んでる 嬉し恥ずかし 波よさらって
7
ビスケット 食べかけのまま 不意打ちの キスをしようよ 月の満ち欠け
11
いつまでも 君の残像 探しては いないと分かる いつもの日常（パターン）
4
電話越し 強気になれる 滑稽な 切なき声が また滑稽なり
4
水色を 流したような 今日の空 会いたくなった あの時の君
5
もはやもう 気にも留めない 馴染んでる 貴方の鼾 子守唄かな
4
黄色から 紺色にグラデーション（グラデ） 夕暮れの ピアノの音色 後にしながら
5
足触れる 高揚するも 時は経ち 触れないように 伸ばす足かな
4
お決まりの 君の戯れ言 やかましい そんな夜更けに ふろふき大根
5
星空を 足元に纏い 夜更かしす 未来はキラリ 炬燵で願う
3
カロリーや 適度な運動 守ったり でも誘惑が 多過ぎダイエット
3
踊るよう 洗われている 化身たち 日々其れを着て 真向う朝だ
4
耳にした 君の口癖 何度でも リピートしたい 嫌になるまで
8
手に似た 影をしていた 壁に映り 奇々怪々 カサブランカ
3
この世界 楽しいんだって 気づけたら それはもう！ なんだって出来る
8
甘い甘い 綿菓子ふわり 降ってきた 窓越しに見る 現実逃避
7
何故、争う　 何故、憎み合う　 何故、妬む　 パンドラの箱 開けてしまった
4