6n9r    フォロー 2 フォロワー 2 投稿数 27

その時思ってしまった、思い立ってしまったのだから仕方がないじゃないか

人肌の恋し季節の前にマッチ求めどただ太くなる指 

口をつき出たわけでない言葉達誰にも響かずエアリプになる 

ストーリー 刹那的に声発す者 ちゃんと物語紡いでる者 

フルサイズセンサー積んだRX1コンデジを今日も片手に夜に駆ける 

心理的安全性が損なわれ春からずっと下ってる腹 

「同じ事何度も言わせないでくれ」口に出したら私の負け 

なんとなく世界に抗いたくなって千円カットで坊主にした夏 

付き合って欲しいのではなく可能なら今すぐ結婚して欲しいと思う 

台風の季節になると思い出す傘で無限に遊べてた帰路 

音楽や映画やあらゆるサービスや人生なんて所詮サブスク 

「指先で送る君へのメッセージ」あの頃よりも軽くなったね 

読むことと目に入ることは違うから「既読」かどうかに意味なんてない 

社会人としての最低限のマナーなんて知らねえ今日も短パン 

「明日から本気出す」など宣うも明日は来ないし未来は見えぬ 

金もないやりたいことも特にないそんな感じで今日も生きてる 

指先を上下左右に動かして想い紡いだ62バイト 

朝刊を配るバイクの嘶きは後の祭りの始まりの合図 

サンタ帽被るペンギンきみだけが孤独な夜に居場所をくれる 

七夕に「叶うといいね」と笑い合うそういう恋がしたいと願う 

副交感神経優位になりたくて会社帰りに浴びる熱風 

本当に大切なものに対峙したときに限って本音が出ない 

認識を合わせるためのオンライン会議に生活リアルが侵されていく 

「生活のために結婚しようかな」どうして僕にそれを言ったの? 

もう少し一緒に居たいと言えなくて君の背中に手を振る改札 

「とてもいい日だ」と綺麗に笑うから僕にとってもいい日になった 

何一つまともに取り組むこともなく生きてきたつけが立ち上がる三十路 

学生の気分が抜けないわけじゃなくただ労働に集中できない