Utakata
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夏の響
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俳優です。つらつら気分で書くので見てもらえると喜びます。
太陽の 恋が終わって 稲の色 届くだろうか すずむしの声
7
鱗雲 明日の匂いに 魅せられて ついて行こうか 黄色の飛行機
6
西の空
鳶
(
とび
)
が光を さらうとき ダブルベッドに 影が生まれて
8
仄暗い 箪笥の角に ひぐらしが 運ぶ黄色の 手編みのミトン
4
アスファルト 黄色の風が 頬を撫で お山を抜けて 海を抜けて
4
退勤路 夕日を横目に 涙する 秋刀魚が焼ける 七輪の煙
8
赤い糸 細くなったねと 君がいう 交差点に 淡い蜃気楼
6
薫風が 鼻を掠めて 拭い去る 波の
飛沫
(
しぶき
)
と 無垢なアザレア
8
鱗雲 茜の君に 誘われて 剥がれたヒレに 凛として立つ
6
丸の中 走る線を なぞっては 青の狭間を 行き来する足
5
作り笑い ホメオスタシスに 囚われて 右にならえと 姿見の私
7
青緑 先にお行きと
秋茜
(
あきあかね
)
堀の
水面
(
みなも
)
に 留まる面持ち
9