蒼竜胆
17
11
投稿数
15

文学が好きな大学生です。

これまでの経験、日常生活で感じたこと、見た風景を詩にします。

令和五年九月二十五日

寝静まる 世界の端に 満つ欺瞞 僕だけの夜 僕だけの街
10
晩夏光 眠りについた 遠き日に 貴女の残滓は 心を侵して
11
寂寞に 長い待宵 彷徨えば 月も届かぬ 水底にて
10
虚無の縁 秋風蕭条 夜凪にて 無音の帳 水底は手招く
11
缶の山 恋の終わりか 酒の味 今日は帰さぬ 飲み友達
15
やめてくれ 誰にも響かぬ 叫び声 ならば殺そう 心を保つため
6
咲き誇る 赤い絨毯 夏の日と 君の笑顔に 別れを告げて
13
青い空 涼しい風に 拐われて 蒼き竜胆 終わらぬ蒼
7
遠き日の 君が微笑む 昼下がり 今は曇天 過去に囚わるる  
9
窓辺にて 紫煙を纏う 君の影 月が攫った 私の心
8
誰も皆 私を知らぬ この街で 月光だけが私の自由
7
眠る街 君に届かぬ 月明かり 闇夜が拐う 我が想ひ
7
眠れぬ夜 囂しかな 虫時雨 白む夜空に 夢を描いた
8
森閑に 白い命の ざわめきが 新たな季節 告げる風の音
9
静寂に 光の足跡 曼珠沙華 赤い鼓動は 誰にも聞こえず
6