Utakata
登録
Login
サイトのご案内
苑
フォロー
3
フォロワー
3
投稿数
6
持ち得ないものばかりただ目に沁みる きみがいたあの夏の涼しさ
5
仄暗い日々を切り売り 親指で星を数える 電気が止まる
6
穴あきのバケツを持ってひっそりと列に並んだ ただ伸びる影
7
早弁の背徳感を思い出し書類に沈む あと一時間
11
あたらしい手帳に書いたきれいな詩 五行目以降の乱れた癖字
16
黎明の布団の中に潜り込む愛猫が添える腕に知る秋
18