Utakata
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ファイナルおすし
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わたしが花を愛でている間に世界がゆっくり滅べばいい
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金髪はやめたよ君が褒めるから どんな色でも綺麗と言えよ
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君のせて夜を駆けるかイルカ雲 ゆくなら朝まで露と消ゆまで
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横顔の向こうの夕陽が影伸ばす 伸ばすな影を 時間を伸ばせ
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ハートマークのように簡単な形に収まれよ てのひらに乗せてやってもいいよ
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ふわふわの三角耳のあの子がいない ここにあるのはそれ以外
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耳寄せたシーツの波間の静けさに あなたの寝息を思うなど
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綺麗だと言われるうちが花なのか 言われているから花なのか
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枯れかけて花瓶の縁へしなだれる お前の言葉は恩知らず
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波際でいびつな貝殻あつめては人魚の骨だと笑うひと
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お前を忘れて見た星がふたりの帰りを待っている
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