ギニアピッグ    フォロー 0 フォロワー 2 投稿数 10

ネイキッドジャパニーズガール

粛々と冬は更けゆく 嗚呼わたし、君の走馬燈に映りたい 

悲しみを追い越したまま漠然と涙の味を確かめている 

吸い込んだ煙の苦味に怯むその白い瞼を緩やかに食む 

いつか死ぬことの光に照らされた36度が甘く香った 

午前四時止まった短針永遠のものにしてやれこの夜だけを 

冷凍で保存している悲しみをチンしてたべる夜があること 

あたたかいシチューを掬う仕草さえ命を燃やす緩やかな自死 

強くなるために離したものたちを僕の弱さが忘れさせない 

家出したみたいな顔で街をくわたしは疾うに空洞である 

果てた後ゆるい西陽に撫でられて微睡む君がうつくしく泣く