Utakata
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彩音わおん
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あやおと わおん ✾ 短歌を詠むことも本を読むもこともすきです。私小説を好みますが、日本文学も外国文学も幅広く読みます。
きみはきみのにおいがしてる 同じシャンプー使ったあとでも
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フェンス越しきみとてのひら合わせてたあの日は雪の似合う日だった
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秋色の新しい靴買ったからきみの呼び方変えてみたりとか
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はからずもきみの瞳とぶつかって鼓動が耳の奥で響いた
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目が合えば「行かないで」とそう言いそうで眼鏡を置いて空港に行く
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春浅い岸辺の風に包まれて封を切るとき月は透明
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神様の所為にばかりしてまた僕ら朝のひかりに顔をしかめた
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世界から嫌われたかった 夕立を切り裂く銀のカミソリになる
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