Utakata
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夕菊
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新古今推しです
とも千鳥ゆきげの雲にむせぶらむ涙みぞれと今日は降るなり
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木枯しも時雨もよきてすぎの葉やなど白雪に身をまかすらむ
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木
枯らしは末
(
かへし
)
葉のこらずさそふともなほ留めまし君が言の葉
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いたづらに紅葉のゝちに吹く嵐ゆく年の瀬にしがらみやなき
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木枯らしもこゝろありけり村雲のはれて木の間にみか月の影
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あしひきのやまひの身には射干玉の夢路も峰の心地こそすれ
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紅葉々になにならひけむ言の葉やかきつむ袖を思ひこそやれ
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玉響にむすびしものをねを絶えて行方も知らぬはちすばの舟
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この夏をよそに過ぐして来るかりの宿はと迷ふ夕暮れのそら
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ささ舟のうきよを渡るかひなくて月のまにまにたゆたふや君
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言の葉を吹きうらかへす秋風に野辺のみどりも色変はるころ
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草深みふみわけがたき夕暮れをたれまつ虫とここら鳴くらむ
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ぬばたまの夜とも知らぬ濁り江にひとりすみける月の影かな
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