主婦学生です。
乳白の 双丘に生る 汝が苺 甘さに酔へり いとしさに酔へり 1
源氏説く あなたが着けた埋み火を 消すこと出来ず 今日は切ない 3
共寝して 源氏を読みし 我らには 夕暮ればかり 憂きものはなし 3
うねうねと 月夜の浜に 打ち寄せる あなたは波で 私は島ね 1
我が腕に 愛する君を 抱きながら 星の巡りの 奇蹟をぞ思ふ 1
君が言 戯れだとは 思わねど 春の終わりに おもひみだるる 3
夏至の夜 星の奇蹟を 思いつつ わたしの奥に あなたが届く 3
我が皮膚の下にぞひそむ バケモノを 君といたくて 鎖につなぐ 4
夏草を踏みしめあなた に会いにいったの 裸足のままで 夜露も厭わず 1