Utakata
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ち
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主婦学生です。
花筏 水面の道を歩きたし 神代であらば のぞみが叶う
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乳白の 双丘に生る 汝が苺 甘さに酔へり いとしさに酔へり
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源氏説く あなたが着けた埋み火を 消すこと出来ず 今日は切ない
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共寝して 源氏を読みし 我らには 夕暮ればかり 憂きものはなし
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敷島の大和言葉で語らへば君てふ人を知れた嬉しさ
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うねうねと 月夜の浜に 打ち寄せる あなたは波で 私は島ね
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月探す君の睫毛をながむればわが胸中で舞う白孔雀
4
旅籠屋の
薄灯
(
うすひ
)
の中で 見た君は 月に輝く 玉の彫刻
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我が腕に 愛する君を 抱きながら 星の巡りの 奇蹟をぞ思ふ
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君が言 戯れだとは 思わねど 春の終わりに おもひみだるる
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夏至の夜 星の奇蹟を 思いつつ わたしの奥に あなたが届く
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我が皮膚の下にぞひそむ バケモノを 君といたくて 鎖につなぐ
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夜会から一人帰るは酔い醒まし薄明かりさす白夜の街で
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夏草を踏みしめあなた に会いにいったの 裸足のままで 夜露も厭わず
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知ってる? 短歌くらいのかりそめの 間だったけど 好き合ってたよ
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明け方に 夢が途切れて 泣きくれる あなたがよるに 連れてかれたから
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