ヒシコソ    フォロー 1 フォロワー 1 投稿数 21

代わり映えせぬ週末の食パンに今日はライ麦入ってました 

「君は知っているかい踊らにゃ死ぬことを」貧乏ゆすりタップダンスで生き延びている 

カーテンの奥は国道1号線今日も誰かが事故死している 

あざとくもヤシの木植わる市街地に カメラ構えるバカ救われぬ 

「観光をしてる者です」プラカード 提げるがごとく肩に一眼 

ハワイにも松の木あれば宮崎も 松の木だらけの「南国」かしら 

「若いのに少なめだって」と告げ口す 進まぬ時間ヤブツバキおり 

南国を歩けばひとりよその者 チキン南蛮む昼下がり 

臨月の身重がひとり中座して 観光列車のごとくゆりかご 

はさみ糊爪切り太めのボールペン 誰を待ってるわけでもなし 

友達のその友達の友達の 友達の友 うなじかわいい 

「蝉がいない」ことがすべてを物語る 夏の終わりの否定神学 

「ジュリアン」と亀に名付ける人がいる 盆が終われば蝉も鳴かない 

文字を追う目にはたしかにあの頃の 筆跡映る他人のような 

にゃにゃにゃにゃにゃ にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ にゃにゃにゃにゃにゃ にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ にゃにゃ犬派 

故郷ふるさとミンミンゼミが鳴いている ジャニーズポスター姉のいた部屋 

夢の中いたんじゃないか本当は 更けた夜を囲む白衣 

マリファナの響きに色めく乳幼児 こむら返りは熱帯の夜 

あたたかい砂の上を歩くのは 私とあなたとあなたの友人 

この部屋を出る日が来るのほんとうに いつか読む本 効かない冷房 

「声を聞けば自動的にsun will shine」 パブロフの宇多田 炎天の昼