流歌    フォロー 8 フォロワー 6 投稿数 14

17歳。

ねえ君は イケメンじゃないし 愛想も 悪いしお金もないんだけどさ 

おはようが 絶えず飛び交う 雑踏に 君がすとんと 舞い落ちた奇跡 

そんな事 よりも進学 よりも就職 いったい幾つの 春を奪った? 

そっけなく 流れだす今 帯びる熱 布越しに触れた それが全てだ 

さよならと 去りゆく熱を つかまえて 布摺れる音さえ 愛おしく想う 

そばにいて 手と手を繋ぐ 幸せを 求め疑り 汚し交合う 

焦らずに 無理して選ばず そのままで いづれ諦め 大人になるの 

正義はな もやのかかった ぬくもりや 正気でないと 手放されへん 

君のあざ 綺麗とぼやかし 抱きしめる この温もりさえ いづれ離れる 

プレステ3 マッ缶片手に 付けてみる もうすぐそこだよ あの頃のまま 

ひと夏の 恋に冷めても また熟れる 我が紛いない 虚しき本能 

愛してる 言えず仕舞いの 十七年 チンして食えよ お父さんより  

羞恥心 その場一つの 歯痒さは 難波の喧噪 または談笑 

アナウンス ともなく流れる ハーバーランド ゆらゆら君の 笑顔と帰ろう