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元壬生です改名しました。学生しながら短歌詠みます。twitterも移動しました。

あどけない笑顔も内にもったまま殻を破って変わりゆく君 

髪を解き斜陽に足を浸しては着物の裾を切り落とす夜 

卓上の近づく春を待ちぼうけ幼子の様にそっと手を振る 

幸あれと君の背中を見送ったあめの理由を誰か教えて 

「もし」なんて縋ってしまうこんな夜は膝を抱えて満つ月をみる 

間違いも過去も自分のものだから誰一人とて変えられないの 

忍ぶれど君にバレてる恋煩い僕は呟く「敵わないな」と 

雪の花光を纏う円舞曲微咲みかけて夢へ誘う 

今来いまきまで綺麗なだけではないけれど見えぬ縁は確かに此処に 

忘れない紅葉も肉も想い出も繋がっていく縁は不変 

まだ見えぬ未来の中にみえるものこれまで繋いだ数多の縁 

雨声やみ広がるしろと天色とこころを乗せてカンバス染める 

繰り返す死ぬる心を抱きしめて見えぬ骸に祈りを捧ぐ 

「みいつけた!」光切り裂く君の手は僕のこころを探してくれた 

「もういいかい?尋ねる声をせなに聞き闇の中へと潜り込んでく 

性別もギャップも全て乗り越えて新たな『ひと』に僕はなりたい 

勾引魅了されるな紅葉狩りその朱の下に埋まってるのは? 

ペンはしる音だけひびくテスト前コーヒーにじむノートの上で 

狩人の勇姿を描く紺碧に冬の息吹を微かに感ず 

清涼で荷物は増える秋旅行ひとり心は軽やかなまま 

男子女子囃す騒音 noise をかき消したいあなたも僕も「人間human」じゃダメ? 

秋風や猛暑のみせた幻想がさめて手の中履歴書潰す 

徹夜明け思考することやめたまま買ったチケット東京駅着 

溢れ出す想いをぎゅっと閉じ込めて三十一字の世界を創る 

陽炎に還らぬ人の面影を探してはまた息をつく夜 

京の川畏怖の一面残しつつ無邪気な喧騒遠くに響く 

目に見えぬ河の流れに身を委ね気分だけでも涼しくなりたい 

クーラーとアイス片手に立ち向かう炎暑を制す勇者になりたい 

深夜2時寝る気も起きず寂しさと着の身着のままふらり夜散歩 

大丈夫笑顔の仮面で隠してさ流した血にも気づけないまま