もりそば大明神    フォロー 0 フォロワー 1 投稿数 10

謡曲マニアです。世阿弥に薦められたので歌を始めました。

四方更けて 星も知らずと床に臥し 微睡む中にも 幸のあれかし 

朝間にも 片盲かためしいたる 比翼鳥 恩も白雲 薫ゆるも五月雨 

訳もなく 篝の影に 一抹の 鬱気を祓うは ただうたいなるべし  

共にあれ おさなごころの 揺り籠に 竹馬にのりて 高らかに唄え 

アンテナに 雄々しく佇む不動の鵄の 是ぞ我が意と見据える先は 示すが如く魔境か善界か 

夜風吹き なおはしれるこのノミは ただ「ツキ」の下 キラリと照るかや 

街風まちかぜに そぞろ浮き立つ我が心 薫る春土はるつち 何処いづくと白雲 

袖かえす憂き夜に鳴くは鳶一羽 関の清水に跡も濁さじ 

あさましや花の都を立ちいでて 我の慕える 蔭も残さじ 

志多良打つ吾が手に持ちたる腰鼓 ざざとさざ波 幸も寄せくれ