樂々    フォロー 33 フォロワー 16 投稿数 508

エロガッパです。短歌は楽しき玩具。 自宅住所https://jbbs.shitaraba.net/otaku/4180/

東路あづまぢへ春の過ぎゆく足跡あとなれや青葉にたどる志賀の山越 

万葉集売れてるそうだ俺の歌集売れないのはそのワリ食ったから 

散ればまた見むため惜しき命かな花ゆゑ入りし山ならねども 

おばあちゃん階段降りる時ママがうしろにいたら怖がるのなぜ 

散り(塵)かかる花の川曇れる影もうつろ(映)ひにけり 

わが庵は桜の盛り道行きの人過ぎ(杉)がてにの山本 

浦風の花の梢に通ひ来て空に浪立つ志賀の山越 

咲きなばと契りし人はつれなくて花をあるじふ嵐かな 

麓には雲とやらむわが庵に雪とのみ降る峰の桜を 

宇治川に流るる花をみをとして差す手も匂ふ春の柴舟 

桜色の折られぬ水に棹さして幾里くだる春の舟唄 

皿の上に小さなシミがあるなあとよくよく見ればそれは血だった 

花筵敷ける山路に旅寝して霞の衣たちや重ねむ 

大井川水面みのもに消えぬ白雪は嵐の山の桜なりけり 

白線の外で立ってる酔っぱらいもっと前出ろ列車が入る 

便乗し万葉調で詠もうかと頭ひねれどむづかしきかも 

川岸の並木の桜咲きにけりいざ準備せむ酒と弁当 

あのオバチャンただものじゃないレジ打ちがめちゃくちゃ速いスーパーウーマン 

飲ん兵衛は盛りの桜前にしてもっとさけさけ明日もさけさけ 

花陰に日よりも得利傾けて刻千金の春の酔かな 

天国へ人を送った俺様が地獄行きとはひどい矛盾だ 

ナイロビのホテルで食ったカバ焼きとゾウ煮の味が忘れられない 

眠ってる夫の首を絞めるまねして憂さ晴らすお茶目なワ・タ・シ 

寝てる間に切り裂いちゃってゴメンナサイあなたの胸の内知りたくて 

つきあった男をみんな剥製にして保存するわたしって変? 

群鳥むらどりの間近き声に目覚むれば日はなほ高し花の下陰 

あづさゆみ春は山路も程ぞなき花のいろいろ鳥のこゑごゑ 

誰かまた昔ながらにながむらむ荒れし都の滋賀の花園 

咲き続く花の梢や初瀬より吉野に渡す雲の架け橋 

御陵みささぎは霞の底にうづもれて花ぞ吉野のしるしなりける