樂々    フォロー 33 フォロワー 16 投稿数 502

エロガッパです。短歌は楽しき玩具。 自宅住所https://jbbs.shitaraba.net/otaku/4180/

何となく袖ぞ露けき唐衣(裁つ)田の里の秋の初風 

ほんまやで大阪人はまだ言うてる「あのときに堀めなんだら」と 

変はりぬるいもをなぎの胸裂けて焦がるる身をばたれか知るらむ 

わが身よりあくがれ出づるたまならば夢路に通へ軒の蛍火 

えっ、どうして口に出してはいけないの?だってさ、これは暗唱番号 

鵜飼舟競ひゆくらし後の世の闇を照らさぬ篝火の数 

吉野川早瀬を下す筏師は夏をよそにや世を渡るらむ 

貴船川岩に砕くる白波の玉かと見えて飛ぶ蛍かな 

沢水の下に泣かるる夏草に思乱れて飛ぶ蛍かな 

なく鳴く・泣く蝉の涙の露に秋かけてまだき色づく森の下草 

出し抜けに逆さ幽霊見た人は上を下への大騒ぎなり 

寝てる間に死んじまったら気づかずに目覚めてすごく驚くだろう 

鳥肌が立つほどのいい女でもミニスカートが穿けず恨めしや 

百年間地下の棺で眠るけど見つけても杭打っちゃダメだよ 

好きな子に告白できず遠くからただ三つ目見詰め小僧すごく控え目 

風体はごくありふれた小僧だが一目でそれとわかる妖怪 

都から逃げて着つねの悪霊が後も残って災いを那須為す 

白無垢を着つねの嫁が出る門は青空ながら雨が古寺降るでら 

荒れ寺の壁吹き抜くる嵐にも消えぬともしは鬼火なりけり 

木の葉漏る月の雫に驚きて枝飛び移る蝉の一声 

雨の日にビルの窓から見おろせば赤青白と傘の花咲く 

松風の声はにはかに高砂の尾上をのへを過ぐる夕立の雲 

雲過ぐる外山とやまの空に鳴る神の音はしながら晴るる夕立 

夏山に今し過ぎぬる夕立の雲より高き蝉の諸声 

枝繁く重なる楢の広葉よりひま隙・暇なきものは蝉の諸声もろごゑ 

お隣のピアノ騒音「JASRACが来るぞ!」と言ったらすぐ収まった 

南天の花散る窓や昼の雲 

五月雨や髑髏に貯まる濁り水 

寝過ごして飛び出す顔や半化粧はんげしょう 

退職を申し出た時社長曰く「めれるお前が羨ましいわ」